2013-04-01(Mon)

4月1日入庁式

2012年の公務員試験を見事突破した多くの皆さん
いよいよ今日から公務員生活のスタートですね!

公務員になったのは皆さんのゴールではありません
やっとスタートを切れたということです

これから長い公務員人生、途中で疲れることもあると思いますが
「焦らず 怠けず 楽しく」仕事をしてください!

現職で仕事をしていて思ったのは
公務員になったのはいいけど、これから何を目標にすべきなのか?
悩む人が多いと思います。

私自身も大いに悩みました!

悩み過ぎて小さくまとまるのではなく
幹部として大きく成長してください!

日本では「出る杭は打たれる」と言われます
それは、中途半端に出ているからです
根っこをしっかりとして出過ぎれば
周りの仲間もそれを認めて「使えるかも?」って考えてくれる
皆さんは是非「出過ぎた杭に」なってください
「出過ぎた杭は打たれません!」
頑張ってくださいね

もう一つ

会議に出る機会も徐々に増えると思います
必ず発言してください
最初は中身は多少薄くても構いません
一言も喋らないで2時間の会議に出ても
意味があるとは思えません
ちょっと過激は発言かも知れませんが、私に言わせると
それでは「給料泥棒」になってしまいます

皆さんには
頂上を目指してください
期待しています
もう一度
「焦らず 怠けず 楽しく」が基本です!
2013-03-29(Fri)

役所の仕事「年度末の1日」

2012年度の業務は本日で終了です!

各セクションで職員は慌ただしく、2012年中に処理しなければならない業務を確認し、漏れがないように進めています。
以前は紙ベースでの決済でしたから、4月になってからも前年度の仕事をしていましたし、できていたのですね。
(内緒の話ですが?)
しかし、現在は電子決済になっているので、日付を変え、遡って決済することはなかなか難しくなりました。
まぁ出来ないわけではないのですが。
(これも内緒の話?)
この話は別にして

大切なことはお金の収支整理です。

2102年度に支出しなければならない費用は翌年度の予算では支払えません。
それをきっちりと整理しなければならないのが3月末日ではなく、実は5月末日になります。

4月から5月末までは「出納整理期間」と言って、こに期間に2012年度の収支を最終的に確定しなければなりません。
この間に収入漏れはないか、支出漏れはないかをしっかりとチェックしなければなりません。

これを怠るととんでもないことに!
2012年度の収支は5月末の出納整理期間内にすべて確認して初めて「決算書」を作ることになります。
職員一人ひとりがしっかりとチェックできていないと、この決算書が作れませんし、議会の決算特別委員会でも大問題になってしまいます!

皆さんも、公務員になって机の中に前年の請求書が残っていたなんてことは許されないことですから注意してください!

また、3月末に時期は異動の手続きもしっかりとやっておかなければならない。
これも大変ですよ。
ちゃんと引継ぎしないと後任者が困るし
自分もしっかりと引継ぎされないと4月1日からの仕事に支障がでます。
前任者に聞けばいいと言っても
直ぐに聞けるわけないし、前任者が退職するケースだってあるわけだから、聞くに聞けない?
だからこの時期は庁内あちこちで該当者の引継ぎ打ち合わせで賑わいます?
ただでさえ忙しいのに大変な時期でもあるわけです。
2013-03-17(Sun)

人事異動の時季

自治体職員は専門職でない限り、同じセクションで仕事を続けることはありません。
3年程度で異動し、新しいセクションで仕事を担当することになります。

実は4月が人事異動の時期です。(もちろん4月以外の異動もあります)
該当しそうな職員はこの時期になるとなんだかそわそわし出します。

多くの自治体では新採用の職員を採用後10年程度で「窓口部門」「現場部門」「管理部門」のそれぞれを経験させることが多いようです。
その過程で人事当局が適性を見極めています。

私も職員としてのスタートが用地買収の仕事でしたが、その後様々なセクションで仕事をしてきました。
副市長の時は別にして、一般職員当時は12のセクションを経験しました。
平均すると3年を切るペースの異動でした。その中でも「秘書担当」が約10年と長かったので、その期間を考えると実質的には2年で異動させられた感じでしょうか?

正直に言いますと

新しいセクションに配属され
最初は聞くもの、見るもの、やること全てが初めての経験になります。
仕事は前任者からの引き継ぎ書を頼りに、周りの職員に教えてもらいながら進めます。

1年くらい経つと、仕事の要領も自分のものになり、
自分なりのアイディアを活かそうと考える余裕ができてきます。やる気ももちろんアップ!
2年経つと、マイペースで仕事ができるようになり「ちょっと楽ができるかも」なんて思い始めると、
なんと異動だ!

また、最初からやり直し
・・・人事担当も私のサボり癖を見極めていたのだと思うと「脱帽」です!

多くの自治体では異動についての「意向調査」をしていますし、
自治体によっては、一定の年齢になると希望すればそれぞれのセクションでの「スペシャリスト」的は働き方も選択できるようです

皆さんもいろんなセクションを経験し、住民と共にまちづくりに汗を流してください!
期待しています!
2013-02-25(Mon)

お役所仕事その②「予算の使い切り?」

以前の年度末に集中する道路工事の話とも関連しますが、「市役所は予算を使い切ることを考えているから、無駄遣いが多い。」
こんなこともよく言われました。

これって本当でしょうか?
正直に言うと?
確かに以前は予算ありきの仕事をしてきたことも事実です。
(…ここはあっさりと認めましょう?私もそう考えていましたし?)

でも今は違います!
そんなことを考えて仕事をしているところはありません。

では何故そんなことが未だに尤もらしく言われるのか?
私は大きな原因は監査や議会での指摘にあったと思っています。

毎年、前年度の決算が行われ、行った事業についての経費を明確にします。
出納整理期間の5月末日以降から決算事務に入り、決算書としてまとめます。
この行政サイドがまとめた決算書をもとに、監査委員の意見も述べられます。
その後に議会の決算委員会で議論されます。
この時に「執行率」が指摘されるケースが多いのです。

つまり100%の予算を70%しか使わなかった時に、
予算とり方が悪かったとか、予算で認められた事業を十分にしなかったとか?

実は、予算の執行の段階でより効率的に仕事をして経費を削減しても評価されずに
執行率の悪さを逆に問題だと指摘されてしまうのです。
議会でも同様に、あるいはもっと極端な指摘がされてきました。
つまり、同じ成果を挙げるのに職員が工夫をして70%の経費で行っても文句言われてしまう傾向がありました。

私も財政課長だった当時に監査委員に執行率のことばかり言われて、
「ちょっと待ってください、私はもっと褒められる、評価されるべき70%の執行率だと思います」って言い返したことがありました。
当時の監査委員と散々議論をして、監査委員も「確かに職員の工夫の結果で、同じ成果を挙げたのなら、それは問題点の指摘じゃなくて効率的に事業を執行したと評価しよう」と言ってくれたことを思い出します。

議会でも「同じ成果を挙げるのに職員が工夫して70%の経費で達成したのに、褒めてこそ当たり前なのに文句を言われることは、筋が違うのではないかと」逆に食って掛かったこともありました。
それを議員がわかったかどうかは疑問でしたが?

でもそんなこともあったせいか
多摩市では、今は執行率を言われることは無くなってきました。
過去のそんなことも懐かしい思い出です。

今は「予算でとれたのだから使ってしまえ」なんて考える、アホな職員はいませんからね!
2013-02-11(Mon)

お役所仕事「年度末の道路工事」に思う

「年度末になると道路工事が急に増える、予算消化のために・・・」こんな声を聞くことがありませんか?
私自身も市民からたびたび言われました。
テレビのニュースキャスターが一言つぶやいただけで、「そうだ!そうだ!」という声が沸騰します。

本当にそうでしょうか?
財政が厳しいといわれているのに?
予算消化のために年度末に余った予算を使って無駄な工事をしているのでしょうか?

現場を庇うわけではありませんが、本当のところはどうなっているのか?

これは自治体の予算が単年度予算であることが原因です。

…どういうこと?
つまり、2012年度予算は2012年3月の議会で可決されて初めて2012年4月から事業執行が可能になります。
そして、基本的にその年度内でしか執行できません。(継続費や繰越明許費、事故繰越などの手続きもありますが、ここでは割愛します)
はっきり言って、これが年度末に工事が多くなってしまう大きな原因です。

道路工事を例にして、もう少し具体的に話しましょう。
予算が成立し、4月1日に予算執行方針が示されます。
ここでは当該年度予算の注意点や執行にあたっての無駄をなくすこと、より効率的な予算執行を職員一人ひとりが精査し執行することなどの方針が示されます。

その後、道路工事を担当するセクションではその年度に行う工事個所、工事内容などを再確認し、
担当チームを決め、大まかなスケジュールを決定し、年間の事業予定を立てます。
その後、それぞれの事業を担当するチームごとに工事の設計に取り掛かります。
2~3か月かけて工事設計が終わると、今度はその工事を発注するために契約手続きに入ります。
この契約手続きもいきなり「○○道路工事会社」にお願いする、という訳にはいきません。
役所の契約は公平性、透明性を保つために、競争入札方式による契約が基本です。
つまり、こういう内容の、こういう規模の工事があります。この工事を受注したい社は工事を請け負うとしたらいくらで契約するのかを入札してもらわなければならないのです。
これにも数か月の期間が必要になります。
契約の公平性、透明性を確保するためには最低限必要なことでもあります。
その後、一番安い金額を入札した会社と契約をするわけです。

急いで事務を進めても、ここまでで半年間くらいは経ってしまいます。

その後に、工事を実施する業者と工事期間などを調整することになるわけですが、同時に、道路工事をするに伴って、上下水道管、ガス管その他の埋設物との調整をします。
「何回も道路を穿り返して無駄な金を使っている」と言われることがないように、関係機関と工事調整し、できるだけ一度に工事を終わらせようとするわけです。
これだけの経過を踏まえて単年度で工事をするわけですから、年度末に工事を行うことになってしまうのが実情です。
公務員受験のみなさんは、現場の実情を知らないニュースキャスターのつぶやきに振り回されないように、実際の工事までの段取りを正しく理解してください。

だから年度末の工事でいいとは考えていません。
例えば、設計を前年度に終わらせ、新年度になってすぐに工事契約の手続きに入ることや、継続費と言って2年間にまたがる予算編成をするような工夫もしてきました。
ちょっと、マニアックな話になりましたが、市役所の実情も正しく理解してあなたなりの考えを持ってくださいね!

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田村一夫プロフィール

tamuchan

Author:tamuchan
プロフィール:田村一夫

必勝倶楽部
で公務員試験向け面接指導全般を担当。

2016年度の都庁ゼミでは、合格率100%を達成。

現在、

田村一夫の絶対合格ワークシート講座


を通じて全国の公務員試験受験生を指導中。

東京都多摩市で37年間地方自治事務に従事、その大半を管理職として人事・企画・財政・秘書広報等の管理部門を担当。55歳からは助役そして副市長として行政事務を統括。

人事担当の管理職として、また副市長として採用試験を総括し職員採用の最終判断をしてきた実績を活かし、某大手公務員試験予備校で面接対策を監修。

数ある公務員試験予備校で面接を担当している講師は多いが、現場を知らない「だろう」面接対策に終わっている。

私は「だろう」面接対策ではなく、実際の職員採用面接を実施してきた「こうだ」面接対策を指導している。

【夢】
「本当に使える公務員を現場に送り出すこと」

【趣味】
 ドライブ、写真、日帰り温泉、JAZZ、ゴルフ

【悪い癖】
 酒を飲むと酔うこと

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