2013-02-17(Sun)

田村が選ぶ2012年地方自治10大ニュース…観光行政編

~スカイツリー足元汚すポイ捨て区と住民とが「ごみ箱論争」(東京墨田区)~

「連日20万人規模の観光客でにぎわう東京スカイツリーが開業から約2週間が経過し、観光客用のごみ箱の設置をめぐり、区と地元住民の間に論争が起きている。
ポイ捨てが減らないのに加え、ツリーが巻き起こす強烈な「ビル風」がごみを吹き散らかすため、住民はごみ箱を置くよう求めるが
、区は「ごみ箱を設置すればさらにごみを呼び込む」と慎重な姿勢を崩さない。」
という内容の記事でした。

≪田村的考察≫

観光行政に取り組みたいと思っている受験生の皆さんは考えてもらいたいテーマです。
私が面接官だったら、観光行政に取り組みたいという受験者に対して聞きたくなる問題です。
自治体現場では大きな問題です。

観光客の心無い行為、ごみやタバコ吸殻のポイ捨て、夜中遅くまで街中で騒ぐ等など「旅の恥は掻き捨て」状態になり、地元が大変な思いをすることも実際です。

世界文化遺産にも登録された白川郷・五箇山の合掌造り集落では観光客に自宅を覗かれるといった問題も生じていました。

観光客と地元住民の日常生活のトラブルをいかに回避するか

自治体職員としては、観光行政を進める際に、単に観光客を誘致するという視点だけでなく、
住民とのトラブルを回避するための観光客のマナー問題を提案できる姿勢が必要で、
それでこそ評価されると思います。

多摩市でも、聖蹟桜ヶ丘地域が宮崎駿監督のスタジオジブリ制作の「耳をすませば」のモデル地でした。
一次は、見に来た人がごみのポイ捨てをしたり、夜花火を打ち上げて騒いだり、違法駐車が増えたり、
様々な問題もあった。
そんな中、駅から歩いて役所に行く途中でモデル地周辺で「ごみ拾い」をしている若者達と出会いました。
彼らと話して、
「自分達の好きなところがごみで溢れているのは心苦しい」
「そんな若者ばかりではないことを知ってもらいたい」など心に響くものがありました。

行政として、彼らの活動を側面から支えたいと心から思ったことを思い出します。

聖蹟桜ヶ丘の駅前には「地球屋」をイメージした「耳をすませばポスト」を設置したり、
地元商店会と一体となった取り組みを進めています。


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田村一夫プロフィール

tamuchan

Author:tamuchan
プロフィール:田村一夫

必勝倶楽部
で公務員試験向け面接指導全般を担当。

2016年度の都庁ゼミでは、合格率100%を達成。

現在、

面接合格パーフェクト講座


を通じて全国の公務員試験受験生を指導中。

東京都多摩市で37年間地方自治事務に従事、その大半を管理職として人事・企画・財政・秘書広報等の管理部門を担当。55歳からは助役そして副市長として行政事務を統括。

人事担当の管理職として、また副市長として採用試験を総括し職員採用の最終判断をしてきた実績を活かし、某大手公務員試験予備校で面接対策を監修。

数ある公務員試験予備校で面接を担当している講師は多いが、現場を知らない「だろう」面接対策に終わっている。

私は「だろう」面接対策ではなく、実際の職員採用面接を実施してきた「こうだ」面接対策を指導している。

【夢】
「本当に使える公務員を現場に送り出すこと」

【趣味】
 ドライブ、写真、日帰り温泉、JAZZ、ゴルフ

【悪い癖】
 酒を飲むと酔うこと

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