2013-01-27(Sun)

東京都の2013年度予算案が発表されました。

先日東京都の2013年度予算案が発表されました。

地方自治体の予算はどのように編成されるのか、お話しましょう。

先ず、東京都のケースです。(都管理職の友人に確認していますので間違いないと思います)

例年、7月時点で翌年度の予算編成方針や予算執行に伴う人員配置計画などの通達が出され、そこから各部局での予算見積もり作業がスタートすることになります。

しかし、それぞれの部局では、前年(2011年)の決算との関連もありますので、決算が確定する出納整理期間(5月末)後の6月頃から、見積もり作業に取り掛かります。

7月の予算編成方針が示されてからいよいよ本格化するわけです。

各部局で提出予算見積書を部長・局長段階でそれぞれチェックし、各局の庶務担当セクションでまとめたものを、財務局に9月に提出します。

財務局では各局から提出された予算見積書を集計しますが、この時点では歳出が歳入を大幅にオーバーしています。

ここからが、財務局予算担当の腕の見せ所になります。

財務局職員はそれぞれ担当する局と予算ヒアリングを行います。この予算ヒアリングは、新規の事業だけでなく、既存の事業であっても、前年からどのように見直しをしたのか等など、熾烈なやり取りが展開されます。

1ヶ月以上のヒアリング後に財務局内での予算調整を行い、局長査定になります。その過程で、見積もり段階では大幅に歳出が超過していますが、それを歳入の範囲に抑える為に様々な事業のチェック(査定)を行い、それでもオーバーする部分は他に財源を見つけ出さなければなりません。

財務局での査定は12月まで行われます。

その後、正月明けから知事査定に入ります。今年の東京都のように知事が変わった場合では、予め猪瀬新知事が考える新規事業にも対応できるように一定財源を確保しつつ知事査定に入ります。

猪瀬新知事は副知事でもあったので財務局職員もおおよその察しがつきますので短時間であっても新知事の意向が十分に発揮されていると思います。

以上です。

次回は基礎的な自治体の予算編成作業と、財政担当の苦労話を・・・

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

最新記事
カテゴリ
必勝倶楽部公式facebookページ
月別アーカイブ
田村一夫プロフィール

tamuchan

Author:tamuchan
プロフィール:田村一夫

必勝倶楽部
で公務員試験向け面接指導全般を担当。

2016年度の都庁ゼミでは、合格率100%を達成。

現在、

面接合格パーフェクト講座


を通じて全国の公務員試験受験生を指導中。

東京都多摩市で37年間地方自治事務に従事、その大半を管理職として人事・企画・財政・秘書広報等の管理部門を担当。55歳からは助役そして副市長として行政事務を統括。

人事担当の管理職として、また副市長として採用試験を総括し職員採用の最終判断をしてきた実績を活かし、某大手公務員試験予備校で面接対策を監修。

数ある公務員試験予備校で面接を担当している講師は多いが、現場を知らない「だろう」面接対策に終わっている。

私は「だろう」面接対策ではなく、実際の職員採用面接を実施してきた「こうだ」面接対策を指導している。

【夢】
「本当に使える公務員を現場に送り出すこと」

【趣味】
 ドライブ、写真、日帰り温泉、JAZZ、ゴルフ

【悪い癖】
 酒を飲むと酔うこと

ブログランキング
田村一夫オススメサイト
Google Adsense
検索フォーム
QRコード
QR
リンク
フリーエリア