2013-06-05(Wed)

健康状態を正直に言っていいものか?

最近「自分は難病認定されており、治癒の見込みがない」「過去に精神疾患で社会に出られなかったことがあったが」正直に話すべきかどうかという内容の相談がいくつかあります。

個々のケースによって違いがありますので、一般化して書きます。
基本的に職員採用はその能力によって決定することになっていますので、
健康診断の結果を合否決定の根拠にすることはできないことになっています。
確か、厚生労働省職業安定局からの事務連絡で、民間企業も含めて「新規学校卒業者の採用選考時に、事業主が「血液検査」等の健康診断を一律に実施し、公正な採用選考の観点から問題となっている」ことを指摘し、是正するよう指導していたかと記憶しています。
このことから考えれば、難病を抱えていたとしても能力を実証できたからには同じ土俵で選抜しなければならないのです。
でも実際の現場では困る場面も考えられます。
これが障がい者枠の採用でしたら何ら問題がないのですが、一般採用だと心配になりますよね。
私のアドバイスは胸を張って受験しましょう!

さて、実際の面接ではどういう質問が考えられるか?

例えば、私は「土曜日曜などお休みの日はどんなことをしていますか?」と言うさりげない質問をしてきました。
特に体力がなさそうな人や肥満気味の人、肌の色が白く屋外での活動はしていそうもない人などに対してです。
そこで「お休みの日は家で本を読んだり音楽を聞いたりのんびり身体を休めています」と言った返事が返ってくれば、
あまり活動的ではない人のようだし、体力的にも問題が残るのかな?と考えてしまいます。
別にスポーツジムに通って体を鍛えるのではなくても、日常的に身体を動かしていることを答えるべきです!
これは、健康状態を直接聞けないからの苦肉の策でもあるわけです。

過去に精神疾患などを原因として社会生活ができない時期があったとしても
現時点で回復しているのであれば問題ないと思います。
また、治癒の見込みが難しいような難病であったりしても、
主治医から日常生活だけではなく社会人として勤めることに全く支障がないと言われていれば問題ないと思います。

つまり、敢えて受験者側から「私はこういう病気です」と聞かれもしないのに言う必要はないと思います。
そのことが後で「何故言わなかったのか?」と文句を言われることもありません。
ですから、面接シートなどに過去の病気のことや現在の健康状態のことが書かれていなければ敢えて書く必要はない。
ここは現役の採用者側の皆さんごめんなさい、耳をふさいで聞かなかったことにしてください!

ただし、これは一般論としてですからケースによって対応は変わります。

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田村一夫プロフィール

tamuchan

Author:tamuchan
プロフィール:田村一夫

必勝倶楽部
で公務員試験向け面接指導全般を担当。

2016年度の都庁ゼミでは、合格率100%を達成。

現在、

田村一夫の絶対合格ワークシート講座


を通じて全国の公務員試験受験生を指導中。

東京都多摩市で37年間地方自治事務に従事、その大半を管理職として人事・企画・財政・秘書広報等の管理部門を担当。55歳からは助役そして副市長として行政事務を統括。

人事担当の管理職として、また副市長として採用試験を総括し職員採用の最終判断をしてきた実績を活かし、某大手公務員試験予備校で面接対策を監修。

数ある公務員試験予備校で面接を担当している講師は多いが、現場を知らない「だろう」面接対策に終わっている。

私は「だろう」面接対策ではなく、実際の職員採用面接を実施してきた「こうだ」面接対策を指導している。

【夢】
「本当に使える公務員を現場に送り出すこと」

【趣味】
 ドライブ、写真、日帰り温泉、JAZZ、ゴルフ

【悪い癖】
 酒を飲むと酔うこと

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